BUDAPEST #5 THE ALIENIST SET VISIT

BUDAPEST #5  THE ALIENIST SET VISIT

ブダペストの街の中心に組まれた「ザ エイリアニスト」のロケ現場訪問です。またまた寒い日で、1918年当時の ニューヨークのセットではモコモコダウンジャケットを着たクルーが忙しそうに働いて、道路がまだ土のままの時代ですから誰も彼も靴もズボンも泥だらけ。
テッド レヴィンが街の精力者で警察署の前に新聞記者たちを相手にパイプをふかしながら、何やら威張って自慢していると主役のエイリアニスト(当時は精神科医は異人(狂人)を治すという意味でこう呼んだのだそうです)のダニエル ブルールがルーク エヴァンスと現れ、記者たちは全員そちらの方に行ってしまい、レヴィンが不服そうな顔をするという場面を撮影していました。
そのあと、名門のケンピンスキー ホテルが調達したという昼食をセットの真っ只中でいただきます。周囲は警察署の受付で、俳優たちが私たちを楽しませるために、泥棒みたいな男を対処して連れてきたり、仲間内でゴシップを交わしたり、なんと階段の上にはモップを持ったお掃除のおばさんがご丁寧にしっかり衣装を着て何度も階段を拭いています。
食事中に俳優たちがわざわざ場面を何度も演じてくれるなどというサービスは初めてで、全員、ちょっとびっくり。
白身魚のメーンデイッシュは柔らかくて、清純なお味でスッキリとしまっている新鮮なものでした。近くの大きな湖で獲った地元名物のお魚だそう。
この娯楽サービスがあまりに長引いて、デザートの時間がなくなり、せわしく2階のインタヴュールームへ。

小道具の拳銃やサーベル、衣装などが陳列された中で、ダニエル ブルール、ルーク エヴァンス、ダコタ ファニングにインタヴュー、終わるや否や、バスに乗って空港にダッシュという慌ただしいセット訪問になりました。
セットでのランチ、インド人のメイヘアと。

わざわざ警察受付で相手をしてくれる俳優たち。
階段を掃除するふりをしている女優のご苦労なこと。手前のカメラマンはスウェーデン人のマグナス。

寒いブダペストの街に作られたロンドンの街のセット、先の方はドロドロの地面です。             また、アマンドのトリック撮影失敗作です。右にもう一人私がいます。


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