YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
ご連絡は  kazeto77yoko@gmail.com
まで。よろしく!

Saturday, April 22, 2017

LONDON #2 MAGGIE JONES'S

LONDON #2  MAGGIE JONES'S

英国王室の舞踏会の場面に酔いしれた夜はその昔、マーガレット王女がプレイボーイでハンサムな写真家、アントニー アームストロング ジョーンズとのお忍びデートで通ったレストラン、「マギー ジョーンズ」に行ってきました。
のちに二人は晴れて結婚、アントニーは貴族のタイトルを得て、スノードン卿と呼ばれるようになりましたが、当時は平民でした。とは言え旧家の出で、イートン校からケンブリッジ大に学んでいます。
二人はこのひなびた農家のようなレストランがお気に入りで、王女は予約をする時に「マギー ジョーンズ」(自分のニックネームと彼の名字を合わせた偽名)という名前を使ったそうで、商魂逞しいこのレストランはこの名前を正式に使うようになったとか。
英国はそこかしこに、こういう古いエピソードに溢れているが楽しいですね。
さて「マギー ジョーンズ」ですが、あまりに納屋のようなインテリアに凝ったため、天井からは台所用具が吊るされ、壁にはバスケットやら、絵画やら、ドライフラワーやらが隙間なく飾られて、大男は頭を下げて、体を横にして動かなければならない狭ーいスペースの室内なのです。

お食事はというと、カントリー料理風なので量が多くて、私のラムチョップには、ポテトが2種類、青いお豆、ブロッコリーなどが山のようについてきて、私でさえ途中でギブアップ、ハンスはビーフステーキを頼んだのですが、かなり歯ごたえのあるお肉でした。

それにしてもマーガレット王女のロマンスの歴史はあまりにも有名です。「ザ クラウン」の第2シーズンは最初の恋人、ピーター タウンゼント大佐が離婚者のために結婚すると王女はタイトルを捨てなければならず、彼を諦めた王女がロンドンの人気写真家のアントニーと華麗な交際を始める頃から始まります。前ページで紹介したように、時代劇の王子的役がおはこのマシュウ グーッドが彼を演じます。

マーガレット王女は1960年に彼と結婚したのちは、スノードン伯爵夫人のタイトルを兼ねて、78年に離婚するまで、お互いに他の人々と情事を重ねるなど二人の華麗にして、奔放な生活は世界中の注目を浴びたものでした。
エリザベス女王と違って、マーガレットはヨーロッパでも屈指のセクシーな魅力で知られていただけに、二人の挑戦と勝利のデカダントなゲームが続いたのでしょう。


マーガレット王女は1930年8月21日生まれ、2002年2月9日に亡くなってます。
スノードン卿は1930年3月7日生まれ、ごく最近の2017年1月13日に亡くなりました。
彼に近しい友人が「彼は動くものなら、すぐやってしまう」
とスノードンの辺り構わずの情事を冗談交じりに漏らしたように、彼の俳優以上のグッドルックスに加え、洒落た言動に女性達も男性も(数人の男性との情事も露出しています)抗えなかった様子です。
かなり自由になったとは言え、今の英国王室など、彼らのスキャンダラスな日々に比べたら、まるで赤ちゃんのように純真に見えるではありませんか。
ロンドンのレストラン「マギー ジョーンズ」の入り口。


レストランの2階(ネットからの写真です)こんなに整頓されてません

マギー ジョーンズの2階です。

マギー ジョーンズ レストランの2階。
艶やかなマーガレットとハンサムなスノードン。

美男のアントニーと美しいマーガレットの結婚式。


皇室の人々とは思えないほど二人とも本当にセクシーでした。

1965年11月17日リンドン ジョンソン大統領夫妻と。

英国のスーパースター同士。

スノードンの家紋

なんともの魅力がにじみ出ているスノードン

ロイヤル シスターズ。マーガレット最後の頃は杖をついてました。

まだ若くて輝いている頃のロイヤル シスターズ。

世界一有名な姉妹の在りし日。

Friday, April 21, 2017

THE CROWN LONDON APRIL 9 2017

THE  CROWN   LONDON  APRIL 9 2017


またもや旅行記に戻ります。ハンガリーのブタペストの後
ロンドンに飛び、またあまり好きではないメイフェア ホテルに泊まって、今度はNetflix テレビの好評英国王室ドラマシリーズ「ザ クラウン」(16−)のセット取材です。
前日に運動靴、Gパン禁止と念を押されてロンドンの  「ネイヴァル アンド ミリタリー クラブ」
Naval and Military Clubへ。海軍の士官のためのプライベート クラブでもう玄関からネルソン提督やマウントバッテン
卿などの勇ましい肖像画が壁狭しとかかっています。
母が生きていて訪れたらさぞ喜んだことでしょう。
ここで王室の雰囲気を盛り上げて「ザ クラウン」のスターたちにインタヴュー。もちろん綺麗なお茶碗で紅茶が出てきます。こういうクラブで働いている人々は控えめで、静かで、「ダウントン アビー」の時代さながらの奉仕精神が脈々と生きているようでした。もちろん一度仕事を離れれば、現代の言動に戻るのでしょうが。

クレア フォイ(エリザベス女王)、マット スミス(フィリップ殿下)、マシュー グーッド(スノードン殿下)、 ヴァネッサ カービー(マーガレット王女)の4人にインタヴューしたのですが、仕事で王冠にフォーマルドレス、ホワイトタイや海軍の正装などを着ている反動なのでしょうか、全員がやけにカジュアルな格好をして現れたのが微笑ましかったのです。
クレアは片肌が大きく露出した白の木綿のサマードレス風、ヴァネッサはエプロン ドレス、マットはいつもの風変わりなキテレツ スタイル、貴族の役ばかり演じているようなマシュウは白のTシャツに黒い帽子にスニーカー!(彼だけが、このクラブのドレスコードの例外でした)とそれぞれ ロンドンの若者のトレンデイーな格好でした。

このインタヴューの内容はまだ公開禁止なのでまた後ほど。

そこから10分ほど歩いて Insutitute of Civil Engineers
(土木工学の記念ビル)の古めかしい建物へ。ここはバッキンガム宮殿の代わりに撮影に使われている、エドワード王朝の建築で第2級歴史的建物なのでそうです。第2級などとレッテルを張るあたりがいかにも英国らしいと思いませんか?

中に入るとまず目につくのが巨大なエリザベス女王の肖像画です。古色蒼然のインテリアがまるで五十年、百年前のままのようで、さすが時代劇の設定に不足しない建物が多い英国ならではでした。
2階では大舞踏会の撮影が行われています。エリザベスと フィリップの結婚10周年記念を祝う舞踏会なのですと。
淡い色のドレスの女性ばかりの中、エリザベスは濃い青い色のドレスを着て目立って登場します。マット スミスはフォーマルダンスが苦手と白状していたように、ホワイト タイの正装に勲章姿は凛々しいのですが、ステップをしょっちゅう間違えて、ダンス教師の女性に注意されるのですが、あまり気にしてないようでクレアは苦笑するばかりでした。

ちょどウイーンの舞踏会のように着飾った貴族たちがワルツを踊る光景はまさに映画の画面のようで、女性たちは誰もが一生に一度はこういうワルツをハンサムな男性のパートナーに抱えられて踊ってみたいと夢見たことがあると思います。
私もハリウッド映画から、それから宝塚の舞台から、第舞踏会を見ては、ため息をついていたものでした。

エキストラの衣装も細かい部分までしっかり作られていて 英国映画界には時代物の衣装も煙草ホルダーからオペラグラスなどなどのアクセサリーから小道具など世界一豊富な宝庫があるのだろうと思いました。

ため息の連続から現実に戻って、再び海軍クラブに行って、そこで昼食をいただきました。英国名物のカレーがあって、とても美味しく味わったのです。
撮影とは言え、王室や貴族の生活をほんの少し垣間見たような1日でした。
Institute of Civil Engineering(土木工学の記念ビル) の建物の玄関で。


おなじみのクリステインと。

土木工学記念ビル


時代劇の王子、と言われるマシュウ グーッド

 「ダウントン アビー」でのマシュウ グーッド。ミシェル ドッカリーのレイデイー メアリーと最後に結ばれました。


マーガレット王女になるヴァネッサ カービー。


いつもセクシーなマーガレット王女なのです。

右端はイーデン首相役のジェレミー ノーサム、その横はチャーチル役のジョン リスゴー、左から2番目がいつも皇太后役などをする名女優のエイリーン アトキンズ。

いたずらっ気満タンのマット スミスのフィリップ殿下。

フィリップ殿下は車やボートのスピード狂だったのですって。
舞踏会場のハンス。

クレア フォイのエリザベス女王。
舞踏会のセットで。

左から、クレア フォイ、ジョン リスゴー(チャーチル)、ヴァネッサ カービーとマット スミス。

Thursday, April 20, 2017

JERRY LEWIS 2017

JERRY  LEWIS   2017

時々、ハリウッドの古き懐かしきスターにインタヴューする機会があります。
ジェリー ルイス、あのデイーン マーテインとコンビを組んでおバカな喜劇に出ていた、その後も底抜けシリーズでおバカな喜劇を貫き、なぜかフランスでは特別に評価されて国民功労大賞みたいなレジョン ドヌール賞を受けたり、少し前まではチャリテイーの電話マラソンで筋萎縮症の人々を援助したり、その当人は今91歳、その張り切りようを   4月20日発売のキネマ旬報5月上旬号に書きました。

ぜひ読んで下さい。先日の月刊文藝春秋5月号のロバート
デニーロに並ぶ入魂作(ロウレベルの私なりの)です。

デイーンに対する愛情、チャーリー チャップリンとの思いがけない交友、ハリウッドの楽しい歴史が多少なりとも覗けるはず。

ちなみにジェリーは1926年3月16日 ニュージャージー州のニューアーク生まれです。
デイーンもチャップリンも居なくなってしまった今、彼の思い出のおしゃべりはとびきりもの悲しく、貴重だと思います。

いつもなら一緒に写真を撮るのですが、さすが生粋のショウマンのジェリーは丁寧に断ってきました。でもインタヴュー中のショットはオーケーだったので、現在の彼のクローズアップをご覧ください。

2016年のジェリーです。


デイーンと別れた20年後にフランク シナトラの計らいで再会。

ありし頃のチャーリー チャップリン。

ジェリーはケネデイー大統領とも親しかったと言ってました。

チャップリン。

コンビを組んでいた時のデイーンとジェリー。

キネマ旬報5月上旬号の表紙。

Tuesday, April 18, 2017

NEW YORK APRIL 18 & 19 2017

NEW  YORK  APRIL 18 & 19  2017

今年何度目かのニューヨークです。今回はいろいろな用事が邪魔をしてたった1泊。
18日(火)は朝の4時に家を出て、ロスアンジェルス空港発6時の飛行機に乗りました。目下最低の評判のユナイテッドだったので、いろいろな人に防具をつけて乗るように、などとジョーク半分以上の注意をされました。
例の引き摺り下ろされた乗客の事件のせいでしょう、クルーは特別に親切で気を使っていました。
朝早くのユナイテッドの空港ラウンジはほとんど人がいなくて日中の混雑が嘘のようです。

この夜はロンドン ホテルの前もってリクエストしたお風呂が付いた部屋に泊まります。このホテルでUSAネットワークが主催した「ザ シナー」のレセプションに参加、主演女優のジェシカ ビールがセクシーなドレスで登場してました。実生活ではジャステイン テインバーレークの奥様です。
明日は朝早くからたくさんのテレビスターにインタヴューなので、新しくスタートしたドラマを泥縄で見てきました。
ではもう眠いのでおやすみなさい!
「ザ シナー」のレセプション。いつものクリステインと。


朝5時のロス空港。

早朝のユナイテッド航空ラウンジ

フィリッピンのジャネットと。

早朝のユナイテッド ラウンジ。

Monday, April 17, 2017

NAOMIE HARRIS 2017

NAOMIE  HARRIS   2017

最初にナオミ ハリスを知ったのは「パイレーツ オブ
カリビアン」(07)の呪いをかけるジャマイカの魔女のような役を演じた時。歯を黒くして、顔に水玉の斑点をつけて、かなり不気味な存在でした。

そのうち「007」シリーズでボンドが好きでたまらない秘書の イヴ マネーペニーを演じるようになり、女王陛下のスパイのチームに黒人のレギュラーが登場して注目され、昨年は「ムーンライト」(16)の主人公の少年の母親を激演して見事アカデミー助演賞にノミネートされました。
今年の授賞式で、例の受賞作品のカードと主演賞女優と間違って手渡されて、結果としてベスト映画に輝いた作品でもあります。

ゲイの少年がマイアミの麻薬取引地域の真っ只中で成長していくドラマは単純なストーリーの中に、体が痛むほどの繊細な感情が込められていました。
ナオミはドラッグが止められず、息子からお金を取り上げて売人に払うという、もうどうしようもない母親で、目の瞳孔が広がったまま、宙をさまようような動きの中毒者をあさましう演じてました。

1976年9月6日 英国はロンドン生まれ、父親はトリニダッドとトバゴ生まれの黒人、母親は白人でテレビ番組の脚本家でした。一人っ子のナオミは早くから女優を志し、優秀な子供たちが集まる演技学校に通っていたそう。先生にも目をつけられて子供の時からいろいろな舞台を踏んでいます。
成績優秀なナオミは98年ケンブリッジ大のペンブローク カレッジの入学して、政治学を専攻、それから英国俳優が集まるブリストル オールド ヴィック 劇場スクールに通って演技を磨きました。

スタイル抜群でファッショナブル、とても明るくて、聡明なナオミだからこそ、「ムーンライト」の子供を構わずにドラッグに走る母親役とのコントラストが効果をあげたのではと思います。最初からドラッグをしているようなタイプの女優が演じたら、ここまで注目されなかったでしょう。
「最初、この役をオファーされた時、また中毒の黒人と言うステレオタイプの役だから断りました。でも監督の熱心な口説きにほだされて出演を決めて、今ではラッキーだったと思ってます。予算が少ない小さな映画なりの、共同体のスピリットが燃えている現場でした」
と微笑んでいました。
信じている宗教が仏教というのも、彼女の落ち着いた、静かな人となりの芯になっているのかもしれません。
2015  007 SPECTRE
賞取り役は不治の病、身体障害者、中毒者、狂気に走る天才、などと言われてますが、まさしくその通りで、これが単なる母親で、たまさか息子をひっぱたいたりする役だったらおそらく候補になならなかったでしょう。インパクトを与え、映画が終わっても記憶に残る役がアドバンテージなのですから。
2013 「マンデラ:ロング ウオーク トウ フリーダム」


2007「パイレーツ オブ カリビアン:ワールズ エンド」
2006「パイレーツ オブ カリビアン」のジャマイカの魔女。
2012「007スカイフォール」マネーペニーの役。
ミスター ボンド、ダニエル クレイグと。
2016「ムーンライト」
2015「007スペクター」マネーペニーの役。

2016  MOON LIGHT