KUBO AND THE 2 STRINGS PARTY

KUBO AND THE TWO STRINGS PARTY

ライカ スタジオの誇るストップ モーション アニメーションの新作「クボ アンド ザ ツー ストリングス」(16)のパーテイーがハリウッドのお鮨屋、と言うより、スシ
レストラン の「ノブ」で11月28日にありました。

「ノブ」は日本生まれのセレブ スシ オーナー、松久信幸(のぶゆき)さんのお店の一つで、最初にオープンした鮨屋「松久」と同じ通り、ラ シエネガ 通りにあります。30年以上前はよく「松久」(MATSUHISA )に行ったものでした。顔見知りでもあってよくおしゃべりしたものです。当時ののぶさんはすでに伝統にとらわれない画期的なお寿司、トルフェルを振りかけたりする握りスシで有名でしたが、その後、「ノブ」は、どんどんと発展して、ロバート デニーロと組んでお店を出したり、今ではロンドン、ニューヨーク、パリ、世界の大都市に散らばる「イン プレース」(有名人が行くスポット)のしゃれた、そして高いスシ レストランとなったのです。
さて「ノブ」に入ると入り口近くに「クボ。。」に登場するお人形がケースに入って陳列され、壁には小さな、細かい工夫がされている衣装が飾られています。
一緒に行った友人はデザイナーなので、食い入るように眺めていました。
そのうち「ライカ」スタジオのオーナー・アニメーターのトラヴィス ナイト(Travis Knight)が現れました。彼は有名なスポーツ商品のナイキの息子で、父親 (Phil Knight)に多少の借金をして、このスタジオを2005年に創立、場所はナイキと同じ、スポーツのメッカ、オレゴン州のポートランドです。
すでに「コーラライン」(09)「ボックストロールズ」(14)「パラノーマル」(12)の3本が制作されて、その独特なストップモーションの技術が賞賛されてます。

さて「ノブ」に集まったお客様はほとんどロスアンジェルス在住のジャーナリストばかりで、かなり年配の方ばかり。
「クボ。。」の声の出演は、シャリーズ セロン、 マシュウ マコナヘイ、レイフ ファインズ、ルーニー マラなどなどスター パワー充満ですが、この会場には姿を見せてないので、いまいち地味なレセプシオンですが、その分、美味しいお寿司とおつまみでカバーしています。
普通のパーテイーのお寿司はどこかのお鮨屋さんが運んでくるので、いまいち鮮度が落ちるため、安全なネタしか置いてませんが、この夜はカンターにどーんと並ぶ本物の寿司職人たちが目の前でどんどん握っています。
トラヴィス ナイトには何度も会っていますので彼の方から近寄ってきました。
アワードシーズンの別れの挨拶は
「グローブでまた会いましょう!」
See you at the Globes!

つまり、「必ずノミネートされますよ、ゴールデングローブ授賞式で再会しましょう」という励ましの言葉なのです。

というわけで、トラヴィスにもそう言うと持ち前の恥ずかしそうな表情での(アニメーター連中はほとんどシャイなのです)「アイ ホープ ソー」と控えめな返事が返ってきました。
これが一般のパワープレイヤーのスターやエージェントですと
「アブソルートリー!」(もちろんですとも!)
と自信過剰を良しとする態度でやり返してくるのですが。
そう言う地味で、地道で、気骨のある我が道を行くと言う姿勢を貫いているスタジオが「ライカ」なのです。
2009  CORALINE


2012

若い頃のフィル ナイト とナイキの靴

ロバート デニーロと松久信幸さん。

トラヴィス ナイト

2016 「クボと2本の糸」

2014

最近のフィル ナイト
ノブ で「クボ。。」の陳列品。
ノブで、昔からの友人れん子と。
後ろの寿司カンターをご覧ください。
独り占めのようですが、私の前には大勢の人がいます。
食べ過ぎで眠くなってます。
トラヴィス ナイト と。

相変わらずちょっとシャイなトラヴィス。

クボ と れん子

クボ と亡霊のような私。

トラヴィス ナイト 






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