YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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Sunday, December 18, 2016

ADAM DRIVER

ADAM   DRIVER

目下、世界中のスコセッシ ファンが注目している「サイレンス」(沈黙)(16)、遠藤周作の原作を28年間温めてきた熱情の企画がなった作品です。2時間40分の大作で、日本人にとってはかなり痛いドラマですが、じっくりと心に迫り、宗教とは何かを考えさせてくれます。

日本でのロケが予算的に難しかったそうで、全部台湾で撮影という、これもちょっと日本人としては情けない裏話がありますが、主役はアンドリュー ガーフィールド、彼は今年はメル ギブソンの「ハックソーリッジ」(16)でも、重量級の演技を見せていた、こちらの役でゴールデングローブ主演賞の候補になりました。
さてアンドリューの相棒になるポルトガルのジェズイット派の宣教師、になるのがアダム ドライヴァーです。

餓死寸前の宣教師の状態を見せるために、ウオーター ピル (水分をどんどん出す錠剤)を飲んで、ダイエットもして、撮影直前に30ポンドまで体重を落とし、撮影中にさらに20ポンド、合計50ポンドも減量して、
共演のリアム ニーソンが
「まるでアウシュビッツ収容所の男みたいだった。彼は海兵隊出身なので、とことんまでやってしまうから、見ていて心配だったほど」
と言うように、アダムは根性の俳優なのです。

この撮影はアダムにとって、ただただ飢えとの戦いだったようで、
「テレビをつけると食べ物ばかり出てくるし、朝から晩まで食べ物が目の前にちらついて、焦点が定まらないような日々だったが、それがまた、役作りに効果を上げたと思う。マーテイー(スコセッシ)はそこまでしなくとも、と口では言うものの、密かに喜んでいたと僕は信じている。
そういう状態だったから、日本人の俳優たちのすごい才能に驚き、感心したりしても、心が虚ろで、それをしっかりと記憶にとどめることができなかった」
と残念がっていました。撮影が終わって3週間ごに、「ガールズ」の収録に入るため、すぐに体重を戻すという義務があったそうで、
「最初、まずピーナッツ バターを食べて、それが本当に夢のように美味しかった。何もかもが美味しくて、天国にいるような気分が続いたんだよ」
と思い出を話すだけで、舌なめずりをしそうでした。

身長が6フィート2インチと高いために、そびえていますが、かがんでいるとまるで日本人のようにも見える、不思議な顔立ちをしているアダムは、9月11日のテロの直後に決意して海兵隊に入隊、2年8ヶ月の任務を経て、いざ戦地へと言うとき負傷して、退役させられたそう。
そのあと、大学に戻り、演技を高めるべく、名門ジュリアード学院に入って、2009年に卒業、ここで知り合った  ジョアン タッカーと2013年に結婚しています。

初めて会ったのは人気テレビシリーズ「ガールズ」(2012〜)のレギュラーになった時。迎合しない、不思議な雰囲気を持った若者で、そのうち面白い性格俳優になるに違いないという「不敵な面構え」を持ってました。
今年は長編「サイレンス」の前に、ほとんど独演で通した「パターソン」(16)という映画があります。ジム ジャームッシュ監督独特のユニークなドラマで、アダムはパターソンという町のバスの運転手で、暇さえあれば俳句のような詩を書き、毎晩犬を連れて近所のバーでビールを1杯飲み、うちにはアーテイスト気取りの面白いワイフがいるという、静かな日常をヴィヴィッドに描いたものです。

1983年11月19日、カルフォルニア州のフォンタナ生まれ、(サンデイエゴ 生まれという説もあります)7歳の時から母親の故郷のインデイアナ州に移ってそこで育ち、大学も地元だったそうです。
現在はニューヨークのブルックリンにワイフと犬のムースと慎ましく住んでいる様子。

2016「サイレンス」では50ポンド体重を減らして挑戦。
2016「パターソン」バスの運転手役
パターソンのバス停にランチボックスを持って毎朝通います。
ジュリアード学院で知り合った奥方のジョアン タッカー。
「サイレンス」のガルーペ宣教師
仏教徒に転じた?先輩宣教師のリアム ニーセン。
「パターソン」芸術家気取りの若い妻と。


2012「ガールズ」アレックス カーポヴスキー(左)と。

2016「沈黙」と「パターソン」







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