NEW YORK #3 THE BEEKMAN HOTEL

NEW YORK #3 THE BEEKMAN HOTEL

今回泊まったのは初めての,それもオープンして3ヶ月と言う ザ ビークマン ホテルでした。かなり由緒がある,素晴らしいデザインの古いビルを改良して、趣のあるホテルとなっています。
1883年に9階建てのテンプル コートとしてオープン,ウオール街の近くなので,株屋、弁護士、新聞記者,更には作家のエドガー アラン ポーなどのライター達がオフィスを構えていたそうです。一時はシェイクスピアの劇を開催したり,華やかなパーテイーなどが繰り広げられたと伝えられています。
1950年頃からは,エレベーターも取り付けられてモダンなオフィスビルとなり,1990年終わり頃には空きビルとなって,見る影も無い老朽ビルと化しました。
それを新しいデベロッパーが大改造をして287部屋のホテルに作り替え,トンプソン ホテルのチェーンのひとつ,ビークマン ホテルとして晴れてオープンしたのです。
てっぺんのガラスの天井窓が非常に有名で,朽ち果てたこの窓を補強して,作り直すのに予定を遥かに越える時間と経費がかかったとか。今はまだ,最上階のペントハウスは工事中ですが下から見るととてもエレガントで素敵です。

建物の外見はれんが造りで重厚なデザインですがロビーに入ると直ぐに若いデザイナーのインテリアだと分かります。壁にかかっている絵は作家のポーや、妙にエロテイックな穴に差し込んでいる指の絵,などなど軽いタッチのものが飾られ,フロントのデスクは珍しい事に絨毯で覆われていますし,隅っこのスピーカーはスーツケースが積まれている面白いデザイン,古くて陰気くさい建物をユーモラスに演出しています。

ただシニアには,何処もかしこも暗い照明なので、あまり嬉しくないコンセプトだなと残念に思いました。
開店そうそうのためか,ホテルの人々が,アメリカのこのレベルにしてはとてもていねいなのが印象に残りました。
ビークマン ホテルのロビー


ホテルのフロント

穴に指を入れている絵

オスカー ワイルドではないかと思われる絵

上の階がぐるりと見渡せる中央の空間

上から1階のレストランを見下ろす図 1

スピーカー

フロントのデスクの絨毯カバー

ホテルの外観

ホテルを横から見た図

これはネットで拾ったビークマン ホテルの写真

エレガントな天窓
レストランを見下ろす図2
もっとも平均的な部屋

8階から下を見下ろすの図

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