RODRIGO SANTORO 2016


RODRIGO   SANTORO    2016



「リオの五輪,何事も起こらなくて本当に嬉しい! 仕事で国に返れなかったけれど、心はいつもリオで母国を応援していた」
ブラジルはリオ生まれのロドリゴ サントロは激情に溢れた表情でリオ賛歌を奏でていました。
新「ベン ハー」(16)でロドリゴはイエス キリストの役を神妙に演じています。最近でこそキリストの顔を見せたり,キリストを主人公にする映画も出て来ましたが59年の「ベン ハー」にしろ、昔は顔を見せずに,声と体の一部,影などで畏敬の念を払っていました。
今回はまず大工として材木を扱っている場面に出て来て,髪の形や着物風ずらりとしたローブから,あ、これはキリストだなと分かります。重い十字架を背負っている時,磷付になって釘に打たれて血がだらだら、とかなりリアルに見せていてちょっと目を背けてしまいます。
あまりキリストを登場させるので,復活迄見せるのかと思いましたが,さすがにそこ迄は見せず,その代わり,ヘストンの「ベン ハー」とは全く異なるエンデイングが展開します。
今上映中の「ラスト デイ イン ザ デザート(15)」では、あのスコットランド生まれのスター,ユワン マグレガーが主役のキリストと悪魔の2役を熱演して注目されてますし、「サン オブ ゴッド」(14)はキリストの生涯を描いて,ポルトガル生まれのデイエゴ モーガドが主演しています。

さてロドリゴは
「キリストの役って聞いた時は困りました。誰もが勝手なイメージを持っている故に、俳優としての難しい同時に最高の役とも言えるから、試してみようと決心して臨みました。
十字架に磷付になるシーンは山の頂上でもの凄く風が強くて、寒い日で動きが不自由な上に体が凍りそうでまさに拷問でしたね。でも出来るだけ 愛に溢れた人間らしいキリストを演じたつもりです」
とにこやかに話していました。
キリストを演じると俳優も自然に静かで、控え目なたたずまいを持ってしまうようです。

1975年8月22日 リオデジャネイロに技師の父親とアーテイストの母親のもとに生まれ,フラヴィアと言う姉上は建築家という知的な家庭に育ったロドリゴは大学で情報学を学んでいるうちに演技に興味が湧き,在学中からテレビに出るようになったとか。

「300」(07と14)ではペルシャ王を独特のメークと金ぴかの衣装で異国情緒たっぷりに演じたのも忘れ難い
役でした。
新テレビシリーズ「ウエスト ワールド」(16−_)は 1973年の同題の映画のリメークでアンソニー ホプキンズ主演、ロドリゴはヘクターと言う役で出演します。
「子供の頃「ウエスト ワールド」を観て、ユル ブリナーが恐くて震え上がった思い出がある」
と苦笑してました。
整ったルックスにスリムな体をダークなスーツに包んだロドリゴはどこから見ても完璧でスーパーモデルのように目に優しい魅力的なラテンのスターです。
床屋のモデルの様に端正ななロドリゴ

2014 「リオ 2」アニメーション映画
イエス キリスト役のためのヒゲ

2015「フォーカス」

2009「フィリップ 君を愛してる」でジム キャリーの恋人役

2016「ベン ハー」のキリスト役

2014「300:帝国の進撃」ペルシャ王

2016 「ベン ハー」

Comments

Popular posts from this blog

IGGY POP

DEVON AOKI

ADAM LAMBERT