BOSTON REPORT FENWAY PARK MAY 2016

BOSTON  REPORT  FENWAY PARK   MAY  2016

ボストンは気取らない下町っぽい都市で、日本人の情緒にしっくりくるような気がします。あまりお洒落ではなく、気さくで、古い建物が軒並み、ボストン海峡とチャールズ川の水の景色が色々なところから見えて、懐かしい思い出の場所に感じられるのです。

その昔ボストン マラソンを何度か取材しましたが、その 2013年のマラソンがテロの爆弾で大きな悲劇になった際、両足を失った若い男性の実話の映画化、題名は「ストロンガー」の撮影を見学しに行きました。ジェイク ジレンホールがその男性、ジェフ バウマンを演じています。

今年の大リーグのボストン レッドソックスの試合で、ジェイクとジェフがオープニング ピッチ(始球式)をして、町中の人々が大歓声で見守ったシーンも映画に取り入れられるそうです。
若いベルギーの友人と。
そのためにレッド ソックスのフィンウェイ パーク(ホーム球場)での取材となったのでした。

ジェイクはすっかり車椅子のジェフになりきっていて、インタヴューの時も沈み込んで、萎えた男で相対していたのが印象に残りました。 ジェフの未だに強烈な痛みと戦っているという困難な生活を話しているうちにジェイクは感極まって涙ぐんだりもして、こちらも胸が詰まったり。

撮影の取材は待ち時間が長いので、いつもの仲間とふざけた写真を撮ったり、由緒あるフィンウェイ球場の諸々の歴史的記念碑を眺めたり、楽しい訪問でした。

少し前のベン アフレック監督主演の映画「ザ タウン」(10)がフィンウェイ パークで始めて大掛かりな撮影をしています。同じくボストンで育ったベンの親友のマット デーモンもレッドソックスの熱狂的ファンで、遠いアフリカなどでロケをしていても友人のスコアを遅らせているそう。ボストンの雰囲気を描いている映画は多くありますが、そのマットとレオ デイカプリオ主演の「デイパーテッド」 (06)が町のギャングと警察のドラマの背景にボストンが活き活きと出てきます。


車椅子に乗ったままのようなジェイク ジレンホール


フィンランドの友人と。

後ろのボックスが記者席や貴賓室です。

役になりきっている暗い感じのジェイクです。メークの効果もありますが。
フィンウェイ パークのタフ ガールズ。
ノートルダムのせむし男のように背を曲げているジェイク
お澄ましショット。
2016 5月18日 フィンウェイ パーク

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