EWAN MCGREGOR 2016

EWAN  MCGREGOR    2016


3月31日に45歳になったユワン マグレガーにその前日に会いました。相変わらずつるつるの肌に晴れやかな笑顔で健康美満点の話若々しさ。
おまけに初めての長編映画の監督に挑戦、その他にも映画出演がびっしりと仕事も充実、家族も幸せいっぱいというハッピーで、大いにサテイスファクション!なのです。

数週間前にナタリー ポートマンが西部劇の女主人公になる「ジェーン ゴット ア ガン」(16)を見た時、ユワンが汚らしい髭面の悪漢役を楽しそうに怪演しているのを見ましたし、今回はドン チードルが制作、脚本、監督、主演の「マイルス アヘッド」(16)でマイルス デイヴィスにつきまとうジャーナリストの役を演じての会見でした。

去年の夏、スコットランドのグレンイーグルスを訪れた時、ユワンの故郷のクリーフがすぐ近く(2マイルぐらい)だと知って、その話をしました。
「グレンイーグルズはすごくお洒落な高級なところで、僕が生まれて育ったクリーフとは大違い。クリーフは未だに鄙びた田舎で、あまり風景は変わってないんだよ。帰る度になんという田舎なんだ!と嬉しくなる。森の中の道をぐんぐん飛ばすために最初は自転車、次はオートバイを乗り回すようになって、僕は今もオートバイ気狂いだから、クリーフに帰るとまずバイクで周囲を観察するんだ。田舎に育って今は感謝している」

そして今はロスアンジェルスに住んでいるユワンに、
「その昔、ミニ ドライヴァーがハリウッドに引っ越して、本格的にアメリカの映画にで始めた時、「やだなー、僕は絶対に英国から出て行ってハリウッドで活躍なんてしないよ。身には英国魂を売ったのか!」
と文句を言っていたのを覚えてますか、と聞きました。
「えー、僕そんなこと言ったの? そうだね、昔は口から出まかせの放言をする悪ガキだったからなー。ビッグ マウスのユワンと言われていたぐらいだし」
とあっけらかんとしていました。
その屈託のなさがユワンの魅力で、あまり英国的ではないのですね。
「フランスにもよく行くよ。ワイフがフランス人だし、小さい時は、毎夏家族とフランスのブリタニーでキャンピングしてたし。でもフランス語は全く上達しないんだ」

目下、初めての長編映画「アメリカン パストリアル」を監督中で、今まで、この日を待って、撮影現場では自分の出番が終わっても、できるだけ残って監督やクルーの仕事ぶりを観察していた成果が出ると良いのだけれど、とちょっと不安そうな表情も見せてます。戦後のアメリカの家族の崩壊を描いたドラマで、主演はジェニファー コナリー、ダコタ ファニング、そしてユワンも俳優を兼ねて出演しています。

そしてユワンとスコットランドの若手がブレークした「トレインスポッテイング」(96)の続編が間もなく撮影に入るそう。
「昔の仲間、ジョニー リー ミラー、ロバート カーライル、ケヴィン マキッドたちが再び揃って一緒に仕事する。その上監督は久しぶりのダニー ボイルだ。ものすごく楽しみ!どんなストーリーなのかはまだよくわからないんだけど、ダニーの事だから特上の内容に決まっているよね」
とお得意のボーイッシュなスマイルを見せるのでした。

ユワンに初めて会ったのは1997年のキャメロン デイアスと共演した「普通じゃない!」の時で、この日、ユワンが着て来たグリーンのTシャツを今も昨日のように覚えていますが,残念そのショットは見つかりません。
 


2011「砂漠でサーモン フィッシング」のパーテイーで。
2003「恋は邪魔者」
2009「ヤギと男と男と壁と」
2016「マイルス アヘッド」でのジャーナリスト役
2016「マイルス アヘッド」左はドン チードル
2016「アメリカン パストリアル」を監督中。

2016「マイルス アヘッド」





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