SASHA BARON COHEN

SASHA   BARON   COHEN

極限の喜劇に再び挑戦したサーシャ バロン コーエンに会いました。新作は「ブラザース グリムスビー」(16)というグリム兄弟をパロデイーにしたようなタイトルで、孤児院で生き別れになってしまったの兄弟、一人は逞しく勇ましいマーク ストロング、もう一人は見るからにへんちくりんなサーシャで、再会した二人は弥次喜多国際スパイとなのです。
サーシャの異常な愛情のなせるアイデアが充血ではなく、充満しているので、例えばW杯最終戦では英国がドイツを破るというプロットが出てきて、
「いかに英国選手がドイツより強そうに見せるか、これが難題だった!」
とウインクしたり、
「隠れるところがなくなって、メス象のワギナに入って、中に隠れているいるシーン、凄いだろ!二人の大の男がしっかり入れると動物学者の太鼓判月なのだから。そしてオス象が来てセックスを始めるシーンもなかなかのスペクタクルだったろう!」
と誇らかに言うのでした。
クラシックの演技を学んだマーク ストロングは即興の劇を嫌って最初はサーシャのアドリブを嫌がっていたそうですが、結局、降参したと大口を開けて高笑い。
サーシャ自身、名門ケンブリッジ大を出ただけに、揺らぎない自信にたぎっているのです。

いつもは、十八番のボラット、ブルーノ、独裁者、などのキャラクターのまま会見に現れて、おふざけの限りを尽くすのですが、今回はスマートな三つぞろいのスーツを着て、何やら済まして登場、そしてバカ真面目な顔で、とんでもないことを話し始めるのです。

2月28日の第88回オスカー授賞式にプレゼンターとして出た時の話。
「アカデミーからもらったスピーチは全く面白くなかったので、一応承諾して、タキシードも着て出かけ、舞台の袖でものすごいスピードで着替えて、「アリG」になって、勝手なスピーチをしたんだ。パートナーのオリヴィア ワイルドが僕の冒険に乗ってくれて大いに助かった。あんまりオスカーが白人ばかりだと騒ぐから、黒人ラッパーの「アリG」 のキャラを使って、ブラックトークを吠えてみた。後で僕のマネージャーがアカデミーに呼び出されたみたいだけれど、叱られたのかどうかは知らないんだ」
と自らの快挙を楽しそうに語っていました。
2016 珍しくまともな格好で現れました。







2016 BROTHERS GRIMSBY with Mark Strong ( left )
2016

サーシャの ALI  G のキャラクター

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