BEN AFFLECK 2015

BEN   AFFLECK   2015


クリスチャン ベールに代わってベン アフレックがバットマンを演じると言うニュースに強烈な反対運動が起こりましたが,又もや,反ベン反応が持ち上がってきました。
10年間の結婚生活にピリオドを打つニュースです。いかにも奥さんらしいジェニファー ガーナーがベンの自分勝手な行動,賭博に走るバッドボーイの習性,妻に対して色々とコントロールする亭主関白,おまけに女癖の悪いことなどにうんざり,自分の才能をもっと活かして自由に女優として前進したいと言うのが表に出て来た理由のようです。

ベンの方ももっとクリエイテイヴなスペースが欲しかった,などと典型的別居カップルの原因をのたもうているようですが、まあどっちもどっちでしょう。健康的で理想的な(そう言う形容詞を付けられる方がアブナいのですが)なパパとママと3人の子供のイメージがすっかり固定して,ちょっとショックですが,10年間の夫婦経験は俳優としての良い栄養になるはず。
ジェニファー ガーナーと睦まじい頃。

ベンのバットマン

「バットマン V スーパーマン」からのショット。ガル ガドットと。

親友のマット デーモンの優等生にして演技力も高く評価されるというイメージの横で今ひとつ,落ち着かないプレイボーイだったり,華やかな女優達を引き立てる美男のエスコートと言う立場を楽しんだり,むやみに文句を言ったりという,今ひとつ確固たるイメージを持たなかったベンは常に過小評価される立場に居ました。
「ゴーン ベイビー ゴーン」(07)「ザ タウン」
(10)「アルゴ」(12)と言ったスリリングで中身の詰まった映画を監督して再注目され,自分でも自信を取り戻して来た矢先の別れです。
「ゴーン ガール」(14)の好い加減な亭主の役はベンのイメージにぴったりで,適役と言うコトバはこの役の為にあるようでした。ところが余りに自然に見えてしまい,実際は難しい演技力が要求されたのでしょうが、妻役のロザムンド パイクだけがオスカー賞にノミネートされて,ベンは無視されてしまいました。
来年は,例のバットマンを演じる「バットマン V スーパーマン」(16)が公開されます。
「グッド ウイル ハンテイング」(97)からベンを知り, それなりに親しくしてまうから,今回の難局を経て,より成熟して,複雑な味の俳優に、ますます切れ味の鋭い映画を作る監督になると確信しています
2012  「アルゴ」


2010 「ザ タウン」

2014 「ゴーンガール」

結婚前のお気楽なベン

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