YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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Sunday, May 10, 2015

SAM ELLIOTT

SAM   ELLIOTT


西部劇にすっぽりはまるのがサム エリオットでしょう。お髭と空っ風が吹くとなびきそうな細い体,バリトンどころがさらに低いバスの声,巷のばか騒ぎなどどこ吹く風で,飄々と地に根を張っての草原の生活を静かに送っている風情が漂う,今は珍しくなった俳優です。
この間紹介した故リチャード ファーンズワースより知的に複雑そうで,サム シェパード程におっかなそうで、シニカルではない、理想のカウボーイでしょう。

新作「アイル シー ユー イン マイ ドリームス」I'LL SEE YOU IN MY DREAMS(15)がわたくしの4回目の会見ですが,いつも全く緊張を見せません。部屋に入って来るなり椅子に大股を開いてどっかりと斜めに坐り,そのまま体を動かさずに質問にゆっくりと答えて行きます。真っ黒なセーターに同色のズボンが痩身をますます細く見せ、トレードマークの真っ白な波打つ髪と髭がパワフルなアクセントになってました。

「僕はスタジオ システムの最後のコントラクト俳優だと思う。フォックスと契約したのだよ。「明日に向かって撃て!」(69)でカードでギャンブルをしている男が初めての映画の役だった。それから西部劇のタイプと判を押され,最初は仕事が多くて嬉しかったが、徐々に西部劇が減少し,他の役を求めてもなかなか難しいと言う状態が続いた。テレビの「ミッション インポッシブル」(66−73)では主役のピーター グレイヴスと親しくなり,長く,貴重な友情関係を続けた」
1993 TOMBSTONE  左からヴァル キルマー,サム エリオット,カート ラッセル、 ビル パクストン
2007「ゴールデン コンパス」
サムは現代のテレビのインタヴューでの話すスピードに反抗しているかのように、ゆったり、ゆっくり、長々しく答えて,もう終わり下と思うと又続けるというマイペースで話します。長屋のおじいさんの昔話のように。

1944年8月9日カリフォルニア州の首都 サクラメントに州の狩猟官の父と健康トレーナーの母という、いかにも次代のカウボーイが生まれそうな両親を持ち,9歳のときから俳優志望だったそうです。母は息子の願いを支持してくれたものの、父親は頑固に反対,その為にサムは大学に行き、ここで結局、演劇を学んだのでした。

「卒業」(67)で有名になったキャサリン ロスと「ザ レガシー」(78)で知り合い,84年に結婚。クレオ ローズと言う女の子が84年に生まれ,今だにふたりは仲良く暮らしています。調べて見るとキャサリンは1940年1月29日生まれですからサムより4歳年上で,おまけにサムは彼女の5人目の夫!なのでした。

「僕は馬や犬との仲間の方が人間より遥かに心地良い。前は牧場を持って馬も多く持っていたが今はキャサリンが1、2頭飼っているだけだ。鶏や野菜の世話に明け暮れる毎日は非常に健康的だよ。新鮮な卵の味を知っているかい?
母は96歳まで生きて,非常に面白い人生を送ったから、僕も長生きの遺伝を受け継いだと思いたいね」
頭をかいたり,投げ出した長い足を持て余すようにして、想い出話を続けるのです。
昔の仲間の俳優やスタジオの重役の名前などが直ぐにでて来て,昔話が大好きなようでした。

ほとんどの役は西部劇風のキャラクターですが,この「アイル シー ユー。。。」では、高級老人ホームに住むハンサムな老紳士と言う役で,美しい未亡人のブライス ダナー(グエネス パルトローの実の母親)と恋をするというシニア ロマンスの映画なのです。そしてサムのストレートな言動が又,何とも新鮮でチャーミング! 誰もがこのふたりを応援してしまう筈。タイトルは歌の題からで,ブライスの家の若いプール掃除人(ミュージシャン志望)がこの歌を歌うシーンはかなり哀しいものでした。
1967年頃のキャサリン ロス
今のキャサリン ロス


2007「ゴールデン コンパス」
2015     I'LL SEE YOU IN MY DREAMS







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