LEE LEE SOBIESKI

LEE  LEE  SOBIESKI

98年の「デープ インパクト」と言うロバート デュヴァルやイライジャ ウッドが出ていた隕石宇宙科学映画でやけにのっぽの女の子を演じて注目され,その時の会見でフランス語ぺらぺら,何やらヨーロッパの王族の血を引いているなどと言う、そこらのハリウッドの新人とは出自が違う雰囲気を漂わせて,次は16歳という史上最年少のジャンヌ ダルクを「ヴァージン ブレイド」(99)で激演して,その押し出しと自信に人々は印象を深めたのでした。

1983年6月10日ニユーヨーク生まれ,本名はリリアナ  ルダベット グロリア エルスベータ ソビエスキーと言う大層な長さで父親はポーランドの王族の家系に生まれたそう。別にけなす訳でもありませんが(けなしと受け止められても仕方がありませんね)、わたくしの周りにはヨーロッパ人の記者がうようよ居て,彼ら曰くポーランド人は得てして,伯爵だの,王子だのの血を引いて,世が世ならば公爵だぞよ、と言う輩が大勢いるそうです。現に知り合いのポーランド人の女性ふたりが貴族の称号を持つ男爵夫人だとのたもうてますし。父親も母親も芸術家で、彼女もその血は豊かに受け継いでいるようです。
11歳の時にカフェでスカウトに発見され,子役としてテレビに出始めます。
ジャンヌ ダルクを演じている時のインタヴューでは、既にかなりおませで,人を食ったような表情を浮かべる,まあ、生意気なタイプでした。テイーンエイジャーの反抗もあったのでしょう。
「マイ ファースト ミスター」(01)で会った時は,18歳,ぐんと成熟して,知的な面影が濃かったのを覚えています。
色々な役のオファーが来たらしいのですがリー リーはアイドルとかセレブに興味が無く,名門ブラウン大に入学,仕事の方は後回しとなり,人気スター路線から外れてきました。
トム クルーズを誘惑する妖精の役を演じたのが「アイズ ワイド シャット」(99)でこの映画の監督,スタンレー キューブリックと親しくなり,彼が亡くなったときは大層悲しんだそうです。あの髭もじゃで,見るからにおっかないキューブリックと16歳の彼女が仲良くなる事自体,リー リーの独特な性格を見せていると思いました。

2010年にデザイナーのアダム キメルと結婚,ふたりの間には既にふたりの子供が居ます。偶然彼女の居間の写真を見ましたが,天上まで本で埋め尽くされていて,自然の木のインテリアと彼女の知的レベルとハイセンスが覗けます。
珍しい名前とキュートなルックスとモデル並のプロポーションで売り出されても、その人気作りのモメンタムを拒否して,たまさかのテレビや映画に出るのみで、家族と自分の生活を優先にしているって、尊敬してしまいます。やはりお姫様なのでしょうか。
 1999「ヴァージン ブレイド」






夫君のアダム キメルと。

ほんで一杯の自宅の居間

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