BENEDICT CUMBERBATCH THE IMITATION GAME revised.

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BENEDICT  CUMBERBATCH  in THE IMITATION GAME   revised

ベネデイクト カンバーバッチの眼鏡ルックです。あらゆる賞の主演賞候補と太鼓判を押されている「ザ イミテーション ゲーム」の会見が今日(11月15日)ありました。
1週間でロンドンとロスアンジェルスと2回往復して、この映画のプロモーションを必死に続けている姿です。その合間にはテレビの録画やラジオの録音で、自分でもワーカホリックかも,でも今は「イミテーション」の為に全力で協力する、と相変わらず,真面目な努力家でした。
おまけに婚約もして,晴れがましい出来事が一杯のベネデイクトのインタヴューの内容をそのうち書きます。

映画は実話で数学者のアラン トウーリング (Alan  Turing)が第二次大戦中にドイツナチの暗号機「エニグマ」を解読し,戦争を早めに終わらせ,数百万人の命が助かったものの、英国が解読出来たとドイツが知ると元の木阿弥になるので,巧みに知らないふりをして作戦を練るあたりが戦争映画ファンには面白いでしょう。
アランは同性愛者で当時の英国では,同性愛は犯罪で、晴れがましい功績は受けられず、刑務所に入る代わりに自宅監禁となり,(邪悪な)ホルモンを抑える化学物質が注入され、その器具を腹部からえぐり出そうとナイフを使ったり,その傷の為に足を引きずって歩くようになり挙げ句の果ては青酸カリをまぶしたりんごを食べて自殺してしまいます。
他殺,事故死,果ては暗殺と言う説もありますが,全てに正確で緻密な彼のことですから、完全な準備をして自決したのが事実でしょう。
同性愛がそれほど抑制された背景にちょうどこの頃,ケンブリッジ大学の同級生4人がソ連のダブルスパイだったと発見され,中に同性愛者が居た為だとも言われています。
英国上流社会のエリートが伝統の英国を裏切ると言うこの衝撃的な事件が後に数々のスパイ小説を生み出しました。

英国のエリザベス女王はやっと昨年の12月,彼の功労を認めて表彰状を送りました。そのコピーを貰いましたから後でスキャンして載せましょう。英国も日本の平成とか昭和のように王位62年目と年月に記してあります。
2014  THE  IMITATION  GAME




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