SARAH, DUCHESS OF YORK

SARAH    DUCHESS   OF  YORK

ハリウッドは映画のプロモーシヨンに利用出来るものなら何でも、と言う畏れも恐れも知らない社会ですから,世界の王室,貴族,などのロイヤリテイーにもたまにお目もじする事があります。そしてあちら側もすっかり楽しそうに,セレブの役を手がけて,おそらくギャラもしっかり貰って,自家用機の旅など味わっている様子。

「ヴィクトリア女王・世紀の愛」(09)と言うエミリー ブラントが若いヴィクトリア女王を美しくも,勇ましく演じた映画は,英国のサラ ファーグソンをプロデユーサーに迎えて,アンドリュー王子と結婚した経験と知識を提供してもらった由。
ダイアナ妃と比較されて何かにつけて話題になったサラ姫は1959年10月15日ロンドン生まれ,何とまもなく55歳になるのですねー!!
今やキャサリン姫が全ての注目を集めてますが,80年代はダイアナ妃とサラ王女の全盛期でした。。
サラ姫の赤毛とそばかすと柔らかそうな体は健康美に溢れ,乗馬に,クリケットに,狐狩りと貴族の愛好スポーツを全てヘいちゃらの自然体でやってのける,気軽な姿勢が魅力的で,今更ながらこう言う女性が日本の皇太子のお嫁さんになったら,などと勝手な想像をしてしまいます。

さてご本人にお目もじした印象はと言いますと
良い生まれと育ちがふんわりとした空気になって周りに漂い,自分以上に見せようなどと言う自意識が全く無い,自然体の方でした。英国女王の次男君,アンドリュー王子もヤンチャそうで,外で走り回っては、泥足で入って来る悪戯小僧のイメージがあるので,若いふたりは大いに気があったのでしょう。
話し方も,あの高い鼻をますます高くするような高貴な話し方などせず、下世話なジョークなども飛ばす,気楽なトーンで,常に人に凝視されている状況になれている,体の動きがとてもスムースでした。

1985年にロイヤル アスコット競馬場で知り合い,86年7月23日にウエストミニスター教会で挙式,ベアトリス(88)とユージニー(90)の二人の女の子を産んで,92年に別居,離婚は96年と短い結婚生活でした。
タブロイド紙に全裸で恋人に足の指をなめさせている写真が載ったり,太ったり,激やせしたり、やれ5百万ポンドの負債があるなどスキャンダルも多かったサラ妃ですが、現在は子供の本を書いたり,もろもろのチャリテイーに積極的に参加している様子。
もっともつい昨年ぐらいにトルコに招待されたにも関わらず,結局トルコの福祉事業を批判したりして,トルコ政府に訴えられたり,何処か緩んだ行動をとるのは変わっていないよう。
一緒にピクニックに行って,毛布の上でワインなど飲みながらゴシップ話など交わしたいような,さらっとしたサラ妃でした。
2009   YOUNG  VICTORIA 「ヴィクトリア女王・世紀の愛」



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