YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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Friday, March 7, 2014

TOGO-JI & RASHOMON , 東郷寺と羅生門

TOGO-JI  and  RASHOMON


もうひとつ毋のことについて。そしてもちろん映画 (それも世紀の名画!)に結びついているのです。

5月になったら,母(岡田叡子)の納骨をします。母の両親は府中にある東郷寺と言う日露戦争の連合艦隊司令長官、東郷平八郎の別荘だったのを海軍軍人のためにお寺にした場所に葬られています。
もちろん普通の方のお墓もたくさんあります。
日蓮宗のスパルタ式で、飾りの少ない本堂もいかにも海軍軍人を彷佛とさせる、簡潔にして勇ましい雰囲気が漂っています。

府中にある,日本ダービーを開催する、古典的で美しい競馬場の近く、府中崖線を見事に利用した1940年に立てられた東郷寺の山門は伊東忠太と言う建築家の手によるもので、雄々しくも大胆なデザインです。このダイナミックな山門を見た黒澤明監督が名作「羅生門」(50)のシンボルの門のモデルとしたと言う映画ファンにはにきにきとしてしまういきさつがあります。
山門の前には、聖将山 東郷寺とある大きな石碑が建っていて、その周りにはしだれ桜の木が茂っていて、桜の季節になるとたくさんの人が愛でに来るとか。

エレガントで広大な府中競馬場の近くにはJRA(電車ではありません。日本競馬会の略でしょう)の競馬博物館もありますし、東京郊外(昔はこのあたりは都下と言う住所でした)の鄙びた,暖かさが感じられる土地です。「羅生門」を想い出しながら、お花見の季節に散策されると良いと思います。
ちなみに、「羅生門」の描き方は、多元焦点化(ジュネット)と呼ばれる小説技巧ですが、今は英語で「ラショーモン」と言えば、目撃者と当事者の多分に食い違う証言のプロットを呼びます。「ラショーモネスク」などと。

もちろん原作は芥川龍之介の「薮の中」(50)であります。芥川、黒澤、東郷平八郎と言うすこぶるの鬼才を持つ日本男子に囲まれて,母はさぞ胸を弾ませていることでしょう。

東郷寺は京王線多摩霊園駅下車徒歩5分。
府中市清水ヶ丘 3−40−10 にあります。







東郷寺山門 2014 2 26

 
 


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