EVANGELINE LILLY

EVANGELINE    LILLY


「ホビット 第2弾,ザ デソレーシヨン オブ スモーグ」(13)ではミドル アースのキャラクター,ウッドランドのエルフ,トーリエルの役を熱演しているエヴァンジェリン リリー。英国の作家、J.R.R.トルキエンの原作にはエルフの女性など存在しないのを監督のピーター ジャクソンとパートナーのフラン ウオルシュが映画用にと作った役です。弓と矢の名人で,刀も操ります。
1979年8月3日にカナダのアルバータ州フォート サスカッチワンに経営学の教師の父と美容コンサルタントの母のもとに生まれ,エヴァンジェリン(福音 と言う意味)の名前からも察せられる通り、非常に敬虔なキリスト教信者として育ち,小さい時からチャリテイーの仕事に熱心だったそうです。大学に入ってからは,世界的な組織のヒューマンライト(人権)コミテイーに入って,フィリッピンのジャングルで草で出来た小屋に住んで,宣教をしたと言うほど。

大学を出てまず飛行機のフライト アッテンダントとなり,次はモデル,そして女優と宣教師の道から離れますが,信心は固く,それだけに役作りにも根性を入れるのです。

人気テレビシリーズ「ロスト」(04−10)のオーデイシヨンに受かり、ハワイのロケに参加。飛行機事故の生存者48人が離れ小島でサヴァイヴァルを繰り広げると言うドラマで、当時は高視聴率を誇ってました。
この番組で共演したドイツ生まれの英国人俳優のドミニック モナハンと交際が始まり,後に別れましたが,ドミニックが「ホビット」の前の空想時代劇「ロード オブ ザ リングス」(2001)に出ていたのも不思議な縁と言えましょう。

「「ロスト」に参加して最初の1年は,まるでロデオ マシーンに乗っているような激しいアクシヨンの連続で,いつ首が折れるか,手足がなくなるかと言う恐怖に襲われっぱなしの凄い撮影でした」
とハワイはホノルルのロケを訪問した時,日焼けしたエヴァンジェリ
ンは爽やかに笑いながら言ってました。
傍らでスターのマシュウ フォックスが「エヴァンジェリーンは全く経験がないのに平然と役をこなし,その運動神経にもみんなたまげてね。彼女の落ち着いた姿勢と自信は素晴らしく,男性陣でさえ彼女のリーダーシップに黙ってついて行ったものだった」
と驚嘆していましたっけ。
「ザ ハート ロッカー」(08)では,爆弾係を演じた主役のジェレミー レナーの妻を演じています。
さて「ホビット」での会見では
「小さい時から「ロード オブ ザ リングス」の大ファンで,13歳の時,トルキエンの原作を読破した程なのよ。だから,ピーター ジャクソンが映画にすると聞いた時,絶対に見るものかと決心していたの.あの詩的にして,雄大な空想ドラマは,本の中でこそ生きるとね.そしてクリスマスになって,家族に引っ張られて劇場に行って見たのだけれど.私のイマジメーシヨンの全てがスクリーンの上に現れていた!もっと心を広く持って,頑固に自己主張しない事と教えられました.役の為に刀の練習をしたり、弓矢の特訓 と言っても実際に矢が飛ぶわけではないので、射る時の格好を上手くしてね。そしてエルビッシュの言葉を暗記したり。本当に今まさに夢が叶ったと言う気分です!」
2013  「THE   HOBBIT : THE  DESOLATION  OF  SMAUG」

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