ROBIN   WRIGHT


「フォレスト ガンプ」(94)でトム ハンクスの憧れの女性の役を寂しそうに,格調高く演じたロビン ライト,その少し前の「プリンセス ブライド ストーリー」(87)の美しい王女さま役で映画デビューしたのです。

余り庶民的でなく,愛嬌たっぷりとはとても言えない,ほとんど冷たい印象を与えるので,東海岸のエスタブリシュメント出身かと思えば,テキサスはダラス生まれ。父親は薬品会社の重役,母親は有名な化粧品会社,メリーケイの重役と裕福な家に育ち,クールな美貌を買われて,14歳からモデルとしてパリや日本で活躍。1980年代の雑誌等見ると彼女が出てくるかも。

「ステート オブ グレース」(90)でショーン ペンと共演して,翌年から一緒に住み,96年に正式結婚したのですが、常に満足しなさそうな,取っ付きにくいショーンと妥協を拒むようなロビンとの共同生活は,嵐や地震が絶えなかったに違いなく,何度もけんかのニユースや離婚訴訟を起こした等と書き立てられてました。

二人の間には子供ふたり出来て,娘はデイラン,息子はホッパーとそれぞれボブ デイランとデニス ホッパーの名を取ったのもショーン ペンらしいですね。

2009「50歳の恋愛白書」髪を黒く染めて。
ずっとロビン ライト ペンと言う名前を使ってきたのを
2009年頃からペンの名前を排除したのも,彼女の決意の強さを示してます。

「有名人とかセレブリテイー等と呼ばれるのが,とてつもなく嫌。女優をしている姿をスクリーンで見るだけで,満足して欲しい。日常生活等知る必要は無いでしょうに。
40歳を過ぎた女優が,これからは主人公の母親とか,独立した女性でも,多重人格とか,躁鬱病などを抱えての役ばかり,と不平を言うけれど,私に取ってはそれだけで充分。そう言う役こそやりがいがあるもの。美しく着飾っている女性なんて,今の世の中,珍けな存在でしかないでしょう」

と全くドライなコメントを吐くのも,媚びたりしないロビンらしいですが,その威厳と言うか心意気は大したのもです。

最近のロビンは「マネー ボール」(11)でのブラッド ピットの前妻役 (やけにリッチな暮らしをしている妻でした),「ドラゴン タトウーの女」(11)での失踪した女性役など,小さいけれども重要な存在を見せる役をこなしています。

来年公開予定の「ザ コングレス」ではポール ジアマテイーとハービー カイテルと共演,その次は「ツー マザース」と言う映画にナオミ ワッツと競演と出演者の名前だけ見ても面白そうな作品が並んでいます。

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