MICHAEL    CLARKE  DUNCAN


今年の7月13日の金曜日!(日にちが悪かった)に心臓マヒで入院したマイケル クラーク ダンカンが昨日 9月3日の労働記念日の祭日に亡くなってしまいました。まだ54歳,シカゴ生まれ,黒人家庭には当たり前の様に母親の手ひとつで育てられ,用心棒などの仕事を経て,「アルマゲドン」(98)でブレーク。
そして私たちの心に永遠に残る「グリーンマイル」(99)のジョン コフィー役です。
入院してすぐにぜひとも早い回復をと心をこめてキネマ旬報
にマイケルの話を書いたのですが,退院しないままに天国に言ってしまいました。何とも悲しい,やりきれないニユース
でした。
「グリーンマイル」の死刑囚の役があまりに切なく,心に沁みるオリジナルにして,マイケルに最適の役立っただけに
何とも言えない超現実感も味わってます。
トム  ハンクス扮する刑務所の矯正員が尿道炎の痛みで苦しんでいるのを見たコフィーは,トムのペニスをむんずとつかみます。あら不思議,トムの痛みはすっと消えてしまう。そう,コフィーは天使の使命を授かった巨大な黒人の死刑囚なのです。

この時の撮影で偉大なる俳優,トムのペニスを握るのに躊躇し,トムが気にせずぎゅっとやってくれたまえと言い,さてがしっと握ろうとすると股間にあったのはコーラの瓶だった!みんなが大笑いして 以後の動作が気楽にスムースに進行した,と言うような楽しいエピソードをたくさん,あの可愛い目と大きな口を開けて、がはがはと笑いながら話してくれました。

そしてシングルマザーの母上は一人息子が俳優になっても恥ずかしくない様にとレデイーファーストや食卓でのマナーを
叩き込んだ話,「アルマゲドン」で一緒になったブルース ウィリスとの友情等などマイケルには独特の引き寄せるチカラがあるようで スターたちが彼を推薦するのがよく分かります。
会見でも 心から楽しそうにしゃべり,巨大なのに軽い体を動かしてダンスのステップを踏んだり。
この写真は私めに近寄るなり,ぱっと手を取ってのダンスの瞬間で,今や2度と彼とダンスをするチャンスが無いだけに
貴重な思い出のショットとなりました。
1999 「グリーンマイル」

そのうちどこかの街角にふっと現れるような予感がします。
そしたら又 新しいステップで踊りましょう。約束ですよ!


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