MELANIE    GRIFFITH


つい最近メラニー グリフィスの母上,テイッピ ヘドレンにインタヴユーしたのですが,「メラニーはとても頭が良くて,細かいことによく気がつくのですよ」と褒めてました。
私めもこの時,やっぱり!と思ったのです。

アントニオ バンデラスと06年に結婚してから年下のスペイン男でセクシーな夫の気を引くためか,人工美の世界の誘惑のためか、メラニーの激しい美容整形は注目の的,いや同情,又は嘲笑のターゲットになっていますが,本人はとても優しい,お行儀の良い女性です。

甘ったれのベイビーしゃべりとバービー人形のような外見がメラニーをマリリン モンロー風に仕立ててますが,血筋は争えません。ヘドレンはスウェーデン系で質実剛健,頭脳も冴えている知的美人ですし,父親は広告会社の重役と遺伝子は最高,母より遥かに足が長い10頭身の体に小さな頭と
スーパーモデルのボデイーに恵まれてます。

メラニーに始めた会ったのは「ワーキング ガール」(88)で気の良い秘書を演じ,ボスのシーゴニー ウェーヴァーの休暇中にボスの振りをして洗練されたセンスを身につけ,挙げ句の果てはボスの恋人,ハリソン フォードまで
魅了してしまうと言ううってつけの役でアカデミー主演女優賞にノミネートされた時。
冷たい知的美人のシーゴニーとソフトでちょっとお馬鹿なメラニーのコントラストが面白く,当時駆け出しだったアレック ボールドウィンがメラニーのボーイフレンド役で出て来ます。
当時31歳のメラニーはきらきらと輝いて,私めの胸の辺りまで足が伸びていると言うまさにレッギー ブロンドと言う表現にぴったりでした。
まだ14歳の時に知り合い,76年,19歳でに結婚した(のちに「マイアミ ヴァイス」で有名になった)のドン ジョンソンと別れ 間に別人との結婚があって,ドンと再度の結婚をした頃でハリウッドのスキャンダル カップルとして華やかな存在を楽しんでいる風でした。

母上とヒッチコックの関係を聞くと
「ヒッチは私のお誕生日に棺桶に入った私に似せて作った人形を入れたプレゼントを贈って来たの。まだ子供だったから
気持ちが悪かったのを覚えているわ」
とケラケラ笑いながら答えてました。
「鳥」(64)と「マーニー」(64)でブロンド古典美人のヘドレンを起用したアルフレッド ヒッチコック監督のヘドレンに対する異常な愛情はよく知られています。

1988「ワーキング ガール」


ヘドレンの事は又後で書くとして,メラニーはポール ニユーマンと共演した「ノーバデイーズ フール」(94)ではまだキュートな隣のお姉さんと言った役をして,突然セーターを上げて ぴゅっと乳房を見せたりのコケテイッシュな演技を見せてました。
アントニオと結婚してからキャリアーは下り坂となり、夫君が監督した「クレージー イン アラバマ」(99)ではブラックユーモアの出来損ないのような映画で奇妙なマダムを怪演したり。変な映画の迷監督ジョン ウオーターズの「セシル B デイメンテッド」(00)でも奇天烈な役をしたりと際物女優になりつつあります。

それでも会見では自分の意見をはっきり言いますし,自分の立場を理解しながら,ハリウッドに住むスターがたどるクレージーな世界を垣間見せて,母親としての喜びなども嬉しそうに語ってました。
1990「虚栄のかがり火」
おばかさんの振りをするスターたちは,それが売り物になる事,誤解など怖がらずに前進するのみ、まずみんなお利口さんだと言う事実を再確認した次第。
そして金髪美人ならではのマシュマロ スキンをメラニーもしっかり見せていました。

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