YOKO NARITA'S HOLLYWOOD

ハリウッドのスターをインタヴユーして37年!!     ツーショットと来たらどっさり ざくざく。最近は映画の記事も減ってきて発表してないお宝が貯まる一方。貯金は減る一方ですが、ともかく つたないブロッグ で全く為にならないお話と とっておきの古い写真とか新しいものも載せていきたいと思ってます。
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Tuesday, May 22, 2012

PHILIP   SEYMORE   HOFFMAN




場面盗みの名人でした。「セント オブ ウーマン」(92)でのいじめ同級生、
「ツィスター」(96)での竜巻追いかけ男 「ブギーナイツ」(97)でのポルノ撮影助手と金髪小太りでにたにたしながらも チラッと凄味を見せて 主演俳優たちを食ってしまう。愛嬌のある顔がまた 画面を和らげて 私はデビュー当時から注目しておりました。
1999   「リプリー」


初めて会ったのは 「ツイスター」でまだ29歳の若造でした。人なつこくて
良い育ちをしたのだろうな と言う優しい性格が見えて 一緒に馬鹿な冗談を言い合ったり。


次に会ったのは トロント映画祭で「リプリー」と「フローレス」と「マグノリア」の3本に出演した99年のこと。パーテイーで昔の友達の様に飲んで お下品な話題も交わして大いに楽しみました。


後にロスでの会見では このおばばの私を “ ハーイ セクシー!” 等と呼んでくれて こちらは照れたりする始末。別に魂胆が会って お世辞を使っているのではなく いたずらっ子なのです。


“みんなが僕の事を 太っちょの 真っ白で 黄色い髪のあいつと呼ぶ。たまさか
知能が低いと思われる。そりゃあ 僕はシャープとは見えないものね。それでも一度ぐらいは 魅力的と言われたい。せめてキュートと言われたいのだが まだ誰もそう言ってくれない”


と文句を行っていたが これはどちらかと言うとへそ曲がりの自己宣伝と受け止めよう。


「ラヴ リーザ」(02)と言う弟のゴーデイーが脚本を手がけた映画の頃から
ハリウッドの人工的な人間関係 浅薄な姿勢 等に疑問を持ち始め ブロードウェイの舞台に本格的に取り組み 「かもめ」や「トルーウェスト」などでトニー賞
の候補になったり。


そしてあのお茶目なフィリップは影をひそめ 眉を寄せた真剣演技派のホフマンと
変化したのです。


2005年の「カポーテイ」でアカデミー主演男優賞。小男でゲイのトルーマン
カポーテイを180センチ 太り気味のホフマンが微妙な細工と演技で見事に
リアルに仕立て上げ これで映画界のヴェテランとなった事に感激しました。


ほとんど同時に英国俳優のトビー ジョーンズがサンドラ ブロックと組んで
カポーテイを演じ こちらの方が遥かに 本物のカポーテイに近かったのに
ホフマンのモメンタム 人気 尊敬 等が一気に集中しての快挙でした。


そして最近のホフマンは 孤高の俳優然として 次なる挑戦を模索中 といった
遠い存在になっています。頼もしくも 少しばかり 心が痛む 姿ですが
偉大な俳優の道は険しいとよく分かっている我々は ひたすら応援するばかりです。
1996「ツイスター」

2002「レッド ドラゴン」仲良しこよしの頃



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