ANDREW   GARFIELD


注目の新しいスパイダーマン、アンドルー ガーフィールドは英国産と思われがちですが 生まれはアメリカのロスアンジェルス でも4歳の時に英国に移り それからずっと英国暮らしのため アクセントも身振りも 表情も 若い英国人俳優です。父親がアメリカ人 母親がイギリス人ゆえです。

小さい時から舞台俳優に憧れていただけに しっかり演劇学校で基礎を学び つまり舞台人としてのマナーやチャーミングな話し方の秘訣 ヴェテランに対する尊敬の心 等を叩き込まれている誠に謙虚でお行儀の良い若手スターです。

2012 4月 スパイダーマン  Tシャツの写真はマイケル J フォックス
初めてアンドルーを見たのはロバート レッドフォードが監督主演した 「大いなる陰謀」(07)と言う社会ドラマで 彼はレッドフォード扮する大学教授の生徒の役を演じてましたが やけに可愛らしくて 私めは同時代の日本の記者に
“ 三田明にそっくり!!” と言って大笑いしたものでした。

次の「わたしを離さないで」(10)でのアンドルーははかなくて 風に揺れる風鈴のような響きをスクリーンに映して それはそれは 悲しいドラマを見せてくれました。英国のベストセラー作家 イシグロ カズオ ( 石黒一雄)が書いた原作「NEVER LET ME GO」は辺鄙な場所に集団生活をしている若者達が自分たちの運命を知って 必死で解決法を探す という
一種のSF小説です。

この時初めてアンドルーに会ったのですが 華奢な体に小さな頭のいかにも繊細と言う言葉がぴったりの若手でした。27歳でしたが16歳ぐらいにしか見えませんでした。

次に会ったのは「ソーシャル ネットワーク」(10)でフエースブックの創立者とハーヴァード大での同級生を演じた時でアメリカでぐーんと人気があがったのです。
相変わらず恥かしそうな それでいて 芯には自信がたっぷり潜んでいる感じでしたね。

それからブロードウェイの舞台で 「セールスマンの死」をフィリップ セイモア
ホフマンと共演、この有名な舞台劇は数々の名優が絶望に陥るセールスマンの父と
息子を演じてきましたが このコンビは絶賛を浴び リハーサルでホフマンが
突然 アンドルーの唇に接吻する動作をし これにはマイク ニコラス監督はもとより アンドルーもびっくり。しかしその状況をショッキングにも壮絶に見せているとこのキッスは舞台に取り入れられたとか。
演劇批評家達はホフマンのいつもの名演を讃えたのはもちろん 新人のアンドルーをこの世紀一番の演技力と絶賛してました。

“ 舞台は僕の情熱。映画も良いけれど 必ず 舞台を続けていく。フィリップは
もの凄くうまくて 僕は数レベル上のテニスに引きずり込まれた と言う夢のような経験だった。”

と この4月の会見で話してました。「スパイダーマン」で共演のエマ ストーンとオフスクリーンでもロマンスが発展中。パーテイーでしっかり抱き合ってダンスをしていました。

もっと写真があるのですが 今度探して載せます。この写真のTシャツはマイケル
J。フォックスが13歳のときのもので 彼のキャンペーン(パーキンソン氏病)を支持する為に着ているのですって。

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